飛鳥広域行政事務組合公式ホームページ
商標登録第5718055号
飛鳥観光PRコミック
飛鳥広域行政事務組合
夢来鳥(むくどり)ねむ(構成・監修担当)
芽獅(めし)(原作担当)
多々田(たただ)ヨシオ(作画担当)
この度は、飛鳥観光PRコミック『終電なふ・た・り旅~飛鳥路いろは~』の作成にご協力いただき、ありがとうございました!今回のコラボ企画に参加しようと思われたきっかけをお聞かせください。
元々地方の伝承をベースに作品を作ったり、特産品では特に美味しいもの!なんかを作中に出すのは大好きだったので、お話をいただいた時に飛び付きました(笑)“飛鳥”は訪れたことのない土地だったのですが、“飛鳥”という響きには特に思い入れがありまして……。実は、デビュー作の主人公の名前が『飛鳥』だったので、何かこう運命的なモノを感じてしまいました✨
飛鳥路を旅する終電なふたりが描いてみたい!と思ったからです。絶対素敵になる予感しかしなかったので。
私はもともと四神や銅鏡が好きなので♪キトラ古墳のある土地とのコラボと聞いて興味がわきました!
嬉しいお言葉ありがとうございます!飛鳥広域行政事務組合の職員がコミックシーモアで『終電なふ・た・り』を読んで、「ひばりちゃんと横瀬さんの優しく癒やされる雰囲気が飛鳥地方のゆったりした雰囲気にピッタリ!ぜひ飛鳥とコラボしてほしい!!」と思ってダメもとでお願いしたところ、すぐに「面白そうですね!」と快諾いただき、大変ありがたかったです♪まずは、原作「終電なふ・た・り」について教えてください!
終電までお仕事を頑張るOLひばりちゃんと、癒やし系駅員の横瀬さんとの歳の差ほっこりラブストーリーです!
私的には、横瀬さんはうっかりドジっ子系駅員ですね(笑)
ふたりとも天然系なんですよね。そこがまた癒されるポイントだと思うんですけど。中盤からはツッコミ役のイケメン君が恋のライバルとして登場したりして色々と目が離せません(笑)
今回のコラボ企画は、『終電なふ・た・り』完結後、付き合ったばかりのふたりという設定ですね。ひばりちゃんがライターの仕事の取材で、初めて訪れた“飛鳥”(奈良県橿原市・高取町・明日香村)をぐるっと3日間かけて巡ります。皆さんにも”飛鳥”に取材に来ていただきましたが、”飛鳥”の印象はいかがですか?
魅力が満載すぎて驚きました!奈良=鹿と大仏様のイメージしかなかった自分は猛反省です💦ホントにすみません!史跡も自然も食も、知れば知るほど奥が深くて通いたくなります。
歴史ロマン溢れる土地で美味しいご飯は最高ですね。
いろいろな史跡があって3日では回りきれなかったので、また行きたいです。
私は今回諸事情で行けなかったのですが、お二人の話を聞いたり美味しそうなご飯の写真を見たりして…これはもう絶対に行かなくてはと!絶対行きます!
まだまだ知られていない”飛鳥”を気に入ってくださり、うれしいです!歴史好きな方はもちろん、そうでない方も、知れば知るほどその奥深さに魅了されるスポットがたくさんありますよ。さらに、「飛鳥にうまいもんあり!」美味しくておしゃれなカフェやスイーツもありますので、女子旅にもオススメなんです♪特に、皆さんが魅力を感じたスポットはありますか?
どこか一つに絞るのは難しいですね…。強いて言うなら、取材に赴いて感じた『ゆったりと流れる時間』ですかね。特に、早朝の空気や夕暮れ時の空と山々が素敵すぎました。日帰りよりも宿泊がおすすめです!取材では、橿原市の「カンデオホテルズ奈良橿原」に芽獅さんと宿泊したのですが、大和八木駅まですぐでとても便利で、まだ開業して約2年とのことで清潔感があって。朝食ブッフェは美味しかったですし、最上階の展望露天風呂も気持ちよかったですよ♪
私は取材でも行った、明日香村にある「キトラ古墳壁画体験館 四神の館」ですね。もう四神が好きなので(笑)いつか実物の壁画も見てみたいです。
実際に自分で歩いて魅力を感じたい所で言うと、高取町の土佐街道です。特に、「くすり資料館」が気になっています。お土産にいただいた入浴剤は、自宅で試してみましたよ♪高取町内で採れる薬草「大和当帰」の葉を使っているそうですね!
今回取材では御参加いただけなかったのですが、橿原神宮は時期によって朝拝体験ツアーが実施されています。非日常感を味わえますので、おススメですよ!芽獅さんは、取材に来ていただいた際にも四神への関心が高く…(笑)壁画は期間限定で公開されることがありますので、またのお越しをお待ちしております!また、私も高取町の入浴剤が好きで、お土産によく購入しています♪レトロなパッケージもかわいいんです。多々田さんは、こちらの入浴剤をあとがきページでお土産としてご紹介いただきましたね。『終電なふ・た・り旅~飛鳥路いろは~』ついに完成しました✨お疲れさまでした!!ご苦労多々あったかと思いますが、皆さんの思いをお聞かせください。
自治体の方とがっつり組んでのコラボは初めてでしたので、何もかもが新鮮でした。見所も多くてページ内に収めきれないと四苦八苦しましたね。ダイジェストとなっていますが、飛鳥の魅力を感じるきっかけとなってもらえたらと思います。
芽獅さんから上がってきた膨大なシナリオを21Pにどう詰め込むか苦悩しつつ……どのシーンも捨て難くて悩みました。”飛鳥”はネタの宝庫ですね!
芽獅さんが原作、夢来鳥先生がネームを担当してくださったので漫画としての面白さは完璧で、あとは作画をどう頑張ったら飛鳥の魅力を伝えられるか…というので苦心しました。町並みや神社仏閣、食べ物に至るまで全てが美しくて✨どうにか伝われば嬉しいです。
私も、最初に芽獅さんのプロットを拝見したときに「このページ数でこんなにたくさん入るの!?」と驚きました(笑)また、“飛鳥”各地の歴史を事前にかなり調べてくださっていましたよね。担当の私よりも詳しいことがあってびっくりしたことも…。皆さんのこのコラボ企画に対する熱い思いを感じられて、本当にうれしかったです!そこで、皆さんの『終電なふ・た・り旅~飛鳥路いろは~』作成の秘話をお聞かせください。
今回のオリジナルキャラクター・飛鳥くんは土地の名をつけたいと思い、姓をそのまま「飛鳥」にしました。下の名はキトラ古墳からですが、キトラそのままだと浮くので当て字で「貴虎(たかとら)」と読みを変えて仕込むことに。昔に想いを馳せつつ現代との調和を表したくて、私服を和洋折衷装にしました。
「こんな感じで飛鳥くん登場させてみませんか?」とご提案いただきましたので、「ぜひ登場を!」と即答でお願いしました。飛鳥くんは近鉄の駅員という設定ですので、すぐに近鉄の広報担当の方に連絡したところ、快諾いただきました。その後皆さんとのオンラインでの打合せの際に、多々田さんの飛鳥くんのラフデザイン画を拝見し、「めっちゃいい!」と何度も言ってしまいましたよね(笑)
飛鳥くんのキャラクターデザインは、芽獅さんから和洋折衷コーデという服装の指定だけいただいたので、後は自分の好みを詰め込みました(笑)実は…首から下げているのは飛鳥歴史公園の勾玉づくりで作ったものという勝手な設定があります。
そんな設定があったなんて今知りました!ひばりちゃんと横瀬さんは、今井町の風景を見た瞬間から和洋折衷装で歩かせたら絶対に素敵だと思って、多々田さんに細かくオーダーしてしまいました(笑)
私はタイトルでしょうか…みんなで色々悩みましたよね!『終電なふ・た・り旅』はすんなり出たんですけど。今回のお話は、ひばりにとっても、この飛鳥観光PRコミックを読む方にとっても「はじめての飛鳥」ということで、最終的に「初歩」や「入門」を意味する『いろは』案を芽獅さんが出してくれて、やっとカチッとハマったんですよね。
私もいくつか案を出しましたが、さすがプロの芽獅さん!さらりと『いろは』案を出してくださいましたよね!
また、取材中、飛鳥広域行政事務組合の方やお話を聞かせてくださった現地の方々からステキなコメントをいただいたりして、実際作中に使わせていただきました。飛鳥くんが主に代弁してくれています。橿原市の今井町ですと、散策をしているときに、案内をしてくれていた組合の方に「小林豆腐店さんのお豆腐、恒岡醤油醸造本店でお醤油、河合酒造さんで地酒を買ってホテルで晩酌はおすすめです!」と紹介いただいて、「素敵!」と思ったので、作中で横瀬さんに今井町の夢の晩酌セット、実践してもらいました!地酒の『出世男(河合酒造)』という銘柄もあるのですが、横瀬さんにはメッセージ性が強すぎて断念しました(笑)
『終電なふ・た・り旅~飛鳥路いろは~』は、全21ページの中で“飛鳥”の3市町村を3日間かけて巡るというぎゅっと中身を詰め込んだダイジェスト版です。夢来鳥さんと芽獅さんの取材を全編反映した、本当にこのままお試しいただけるツアー行程です!残念ながら、取材に行っていただきましたが掲載できない箇所もいくつかありました💦もしまた飛鳥スピンオフ編を作るなら、どんな展開がおもしろいと思われますか?
“飛鳥”は桜の名所が多いと聞きますので、ひばりちゃんと横瀬さんに史跡お花見デートとかさせてみたいですね!
私は、この地域をもっと掘り下げられたら、と思います。鬼の俎(まないた)や雪隠(せっちん)、猿石とか。逸話も沢山あってとても面白そうです。
今回はページの都合もあって飛鳥くんがガイドに徹していたので、彼の近鉄での仕事ぶりも見てみたいです!『ひのとり』好きという隠れ設定があってもいいかも(笑)
今後のコラボ企画…担当者として夢が広がります!『終電なふ・た・り』とその前作『終電なカ・ン・ケ・イ』はコミックシーモアで絶賛配信中ですね。本編は完結していますが、その後のひばりちゃん・横瀬さんの恋の行方が気になっています!
今後…は、シナリオ担当の芽獅さんのお心次第だと思いますが(笑)こんな感じにふたりで旅行とかに行っているんだろうな~というのが今回のお話を経て想像できるようになりました。個人的にこのふたりの距離感が好きなのでもうちょっとこのままでいて欲しいなんて思いつつ♪今後の展開が楽しみですね!
完結させた時点でやり切って燃え尽きてしまうタイプなので(笑)今は特に考えていないのですが…
機会があれば、その時代に合わせたふたりをお見せできたらなと。
私は、お部屋も別々な二人が初々しくて癒されますので、二人には申し訳ない?けれどいつまでもピュアでいて欲しいです!
『終電なふ・た・り旅~飛鳥路いろは~』は、ひばりちゃんと横瀬さんのふたりのカ・ン・ケ・イが気になっておられた終電シリーズファンの皆様もお楽しみいただける内容だと思います♪
最後に、『終電なふ・た・り旅~飛鳥路いろは~』は、奈良まほろば館(東京・日本橋)や近鉄大阪阿倍野橋駅・大阪難波駅・京都駅などで冊子を配布中です。また、コミックシーモアをはじめ日本国内の電子書店で無料配信中です。ぜひたくさんの方に読んでいただき、“飛鳥”の魅力を感じていただき、実際にお越しいただきたいと思っております。
夢来鳥さん、芽獅さん、多々田さん、この度は、飛鳥広域行政事務組合とコラボいただきありがとうございました!!